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【FEATURES】開催間近!ジャズジャイアンツに捧げるシリーズ「Respect for Jazz Giants」に向け、草田一駿にインタビュー!

偉大な世界のジャズレジェンドをフィーチャーし、世代を超えてジャズの名曲に親しむ企画がBNPで始動。

今週末に控えた第一弾開催では、飛躍を続けるピアニスト 草田一駿がホストとなり、
名うてのプレイヤーとともにサックス奏者ハンク・モブレーをフィーチャーします。

初開催にあたり、ハンク・モブレーの魅力や共演するメンバーについてなど、草田一駿に今回の公演の見どころをインタビューしました。

ーーー今回ホストを努めるにあたり、何故ハンク・モブレーを題材にしたのでしょうか?

「ジャズのテナーサックス奏者と言われると、どうしてもジョン・コルトレーンやソニー・ロリンズを思い浮かべられる方が多いかなと思うんですが、ジャズ史においてハンクもその重要なポジションを担ってきた一人で、前者二人と比べるとどうしてもマイナーに思われがちになってしまうのが今回フォーカスしたくなった理由です。

もう一つサブ的な理由としては、ハンクは7月生まれなのでタイミングとしても丁度いいかなと思いました。たまたまなのですが、公演の1日目はハンクの誕生日なんです!」

ーーー今回のバンドメンバーで楽しみにしているところ、人選についても伺わさせてください。

「今回のメンバーはお互いに初顔合わせの方もいたりして、そんな中でも日本の現代ジャズ・シーンを支えてくださってる方々を、中堅の先輩方から同世代を横断するイメージで呼ばせてもらいました。

テナーサックスの中根佑紀君は同い年の凄腕プレイヤーで、コロナ前はよく一緒に演奏したりしてました。
陸悠さんはラージアンサンブルのセクションなどでも活躍されている方で、つい先日演奏を聞きに行ったときにご挨拶をさせてもらって、烏滸がましくも今回の企画にお声がけさせてもらいました。

ベースの清水昭好さんは、日本のジャズピアノのレジェンド、大口純一郎さんとも定期的に演奏されていたり、小西佑果さんは一個上で菊地成孔さんのクインテットのメンバーの一人でもあって、ありがたいことに頻繁にご一緒させてもらっています。

トランペットの鈴木雄太郎さんやドラムの小沼奏絵さんは主にセッション界隈で活躍されてる素晴らしいプレイヤーの方々で、以前呼んでもらったギグやセッションでそれぞれ初めましてという感じでした。

皆さん本当に素敵な方々で、やはりアンサンブルを第一に考えて下さっていて、それは人となりとして演奏に現れてくるものなのかなと思っています。改めてご一緒することができて本当に嬉しいです。」

ーーーハンク・モブレーで印象的な楽曲、おすすめの楽曲はありますか?

「僕が一番最初にハンクの曲で良いなと思ったのは、「This I dig of you」です。セッションで演奏した時に、いわゆるジャズ的でオーソドックスなメロディを構築的に積み重ねていく奥ゆかしさと色っぽさに惹かれました。
ハード・バップやモード・ジャズ、ラテンなど様々なスタイルを自由かつオールマイティに縦断していく姿勢もとてもリスペクトしています。

やはり、リー・モーガンとのコラボレーションや、ピアノだとハービー・ハンコック、ウィントン・ケリー、ベースだとラリー・リドリーやポール・チャンバース、ドラムだとフィリー・ジョー・ジョーンズやビリー・ヒギンズと言った鉄壁のリズム隊で作り上げたクインテットの印象が一番強かったので、今回この編成にしたのもあります。」

ーーージャズジャイアンツをフィーチャーする企画は初めてでしょうか? また、今後やってみたいジャズの偉人がいたら教えてください!

「今回が初めてです。誰かをフィーチャーするというのは、その人の作品をちゃんと聞いて研究しなきゃいけないとも思うので責任重大ですね。

ピアニストをフィーチャーするのは同じ楽器ということもあって中々プレッシャーになることもあるので、もうちょっと時間をかけて今後やってみたいです。

ピアニスト以外だと、グラント・グリーン(g)やフレディ・ハーバート(tp)、ケニー・ドーハム(tp)とかもやってみたいです!」

ーーー最後に、今回の公演の見どころや楽しみにしているポイントがあれば教えてください!

「BLUE NOTE PLACEの良いところは、音楽についてそこまで知らない方でも、美味しいお料理と比較的お手頃な価格で、色んなジャンルの素晴らしいミュージシャンの演奏に触れ合えるきっかけを作ってくれることだと思います。

草の根的に日本のジャズ・シーンを支えてくれる場所で演奏することができて、いつも光栄に思っています。是非ハンクの音楽も今回を機に知って下さる方が増えれば嬉しいです!」

<LIVE INFO>
2024 7.7 sun., 7.8 mon.
Respect for Jazz Giants -Music of Hank Mobley- Hosted by Kazutoshi Sohta

Member:
草田一駿 (ピアノ)
中根佑紀(サックス) *7/7のみ
陸悠(サックス) *7/8のみ
鈴木雄太郎(トランペット)
清水昭好(ベース) *7/7のみ
小西佑果(ベース) *7/8のみ
小沼奏絵(ドラム)
MUSIC SELECTOR:
<7.7 sun.>
越後修一 -Lunch Time-
青野賢一 -Dinner Time-
<7.8 mon.>
君嶋麻里江

https://www.bluenoteplace.jp/live/kazutoshi-sohta-240707/

<Artist Profile>

草田一駿
1999年広島県生まれ。5歳よりピアノを始める。
13歳よりジャズやロック等に開眼し、同時に作曲も始める。
2016年、Seiko Summer Jazz Camp 2016にて
Best Composition and Arrangement Award 受賞。

2020, 21年、フジロックフェスティバルに出演、
2022年6月、待望の1stフルアルバム「Flumina」をリリースし、
9月に東京・丸の内コットンクラブを含む初の全国7ヶ所リリースツアーを開催。
その他著名アーティストとの共演やサポート、レコーディング、CM音楽制作等精力的な音楽活動を行なっている。

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